留学に必要な英語力はどのくらい?留学に必要な英語力を身につける方法も解説
「留学に英語力は必要?」 「もし必要ならどれくらいの英語力がいるの?」 留学をしたいと思っていても、どの程度の英語力が必要なのかなと気になりますよね。
結論、留学に必要な英語力はそれぞれのケースによって違います。
こちらの記事では留学に必要な英語力だけでなく、英語力を身につけるための方法や留学で得られるものなどもまとめました。
目次
留学に英語力は必要か?
留学するには高い英語力が必要だと思われがちですが、留学スタイルによって求められる英語力は異なります。
英語力が必要ないケース、必要なケースを紹介しているので参考にしてください。
英語力が必要ないケース(語学留学の場合は不要)
留学タイプが語学留学であれば、最初から高い英語力は必要ありません。そもそも語学留学する理由は、英語力を磨くために語学学校に行くことです。
入学する前にクラス分けテスト受けて、自分の英語レベルに合ったクラスで英語を学べるため、英語力がゼロでも問題ありません。 しかし、語学学校によっては、ビジネスコースや海外大学進学コースなどがあり、ある程度の英語力を求められる場合もあります。
英語力が必要なケース(海外の大学進学などの場合は必要)
留学タイプが海外の大学進学であれば、ある程度の英語力が必要です。
現地の学生とやりとりをしながら、英語で行われる授業についていくためにもある程度のレベルが求められます。
また大学の目的は「英語を学ぶこと」ではなく、「英語を”使って”学ぶこと」。 学生は、英語で行われる大学の授業を受けられる英語力があって当然なのです。
大学によって求められる英語力は変わるため、希望する大学が定める英語力を調べておきましょう。
留学タイプ別に必要な英語力の目安
留学のタイプによって求められる英語力は異なるため、タイプごとに求められる英語力の目安を紹介します。
語学留学
語学留学は、英語力を伸ばすために学校へ通うので、英語力がなくても問題ありません。しかし、ある程度の英語力を事前に身につけていれば、より効果的に英語力を伸ばせられます。
将来、海外で就職や外資系の仕事に携わるのであれば、早めに英語力を磨いておいても損はありません。 目安としては英検であれば準2級〜、TOEFL iBTであれば33〜50くらいを目安にしましょう。
海外の大学進学(4年生)
大学進学に求められる英語力の目安は、「英検準1級以上」「TOEFL iBT60以上」です。 もちろん大学によって求められる英語力は異なり、有名な大学ほど高い英語力が求められます。
また、求める英語力を身につけるだけでなく、大学で学ぶ分野の専門知識やスキルも必要です。
英語の学習に加えて、専門分野に関するスキルも同時に磨きましょう。
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日本の大学と海外の大学の違い
アリゾナ州立大学サンダーバード経営学部広島大学グローバル校では、大学での英語授業についていくために必要な、アカデミックな英語を事前に学習して頂くことができるオンライン英語プログラムをご用意しております。詳しくは、東京オフィスまでお問い合わせください。
コミュニティカレッジ
コミュニティカレッジが求める英語力の目安は「英検2級以上」「TOEFL iBT 45以上」です。
コミュニティカレッジは、その地域の人ができるだけ安価で大学教育と職業訓練を受けられる場として作られました。 誰でも学べる教育機会を提供することをポリシーにしており、4年制の大学よりも求められる英語力は低く設定されている傾向があります。 コ
ミュニティカレッジに通う学生の中には「4年制大学への編入」を目指している学生もいます。
インターンシップ
受け入れ企業によって必要な英語力は異なりますが、目安としては「英検準1級以上、TOEFL iBT60以上」です。
日系企業で日本人のクライアントを担当する仕事がメインであれば、それほど高い英語力は求められません。 しかし、現地社員と一緒に働くとなれば、円滑にコミュニケーションを図るためにも大学進学できるくらいの英語力が必要です。
またインターシップ先によっては、英語力の他にも専門的なスキルや知識を求められることがあります。
ワーキングホリデー
ワーキングホリデーも仕事によって必要な英語力は異なりますが、目安としては「英検準2級以上、TOEFL iBT35以上」です。
例えばカフェやレストランであれば、従業員同士のやり取りの他にもお客様とコミュニケーションを図らなければなりません。 スムーズなやり取りをするためにも、基本的な英会話ができるくらいの英語力が必要です。
また基本的な英会話ができれば、仕事の幅も広がるため、スピーキングとリスニングを重点的に鍛えましょう。
「留学の種類とそれぞれの目的・学べる内容」では、留学の種類とそれぞれの特徴を詳しく紹介しております。留学にご興味のある方は、ぜひご覧ください。
留学に必要な英語力を身に着ける方法
留学のタイプ別で求められる英語力を把握しても、どうやって必要な英語力を身につければいいのかわからないですよね。
そこで、留学に必要な英語力を身につける方法を3つ紹介しているので参考にしてください。
英検やTOEFL、IELTSを受験する
留学に必要な英語力を身につけるために、英検やTOEFL、IELTSなどを受験しましょう。
自分の英語レベルを把握できるだけでなく、自分に足りないものが明らかになります。しかし「今の英語力がわかった」「自分の弱点を知れた」と満足して終わってはいけません。
自分の目指す留学スタイルから逆算して「どうすれば必要な英語力を身に付けられるのか」「いつまでに身につけなければいけないのか」など小さな目標を立てることが大切です。
また海外の大学やコミュニティカレッジを目指すのであれば、TOEFL/IELTSの提出を求めている学校も多いので、積極的に受験しましょう。
【関連記事】
TOEFLとIELTSの違いは?難易度や試験内容について
オンライン英会話を受講する
留学に必要な英語力を身につけるには、オンライン英会話の受講もおすすめです。
インターネットがあればどこでも気軽にレッスンを受けられ、近くに英会話のスクールがなくても英語を話す練習ができます。
「近くに英会話教室がない」「気軽に英語を話す練習がしたい」人はオンライン英会話の受講を検討してみましょう。
スクールに通う
留学に必要な英語力を身につけるために「スクールに通うこと」もおすすめです。
オンライン英会話のような手軽さはありませんが、講師と直接やり取りをすることで、英語を話すリアルな雰囲気が味わえます。
またスクールに通うことで「英語を勉強したい」と、同じような志を持った仲間と知り合えることもメリットです。 英語でつまずいているところを共有したり、励ましあったりすることで、それがやる気にも繋がります。
「本場の臨場感を味わいたい」「一緒に励ましあえる仲間が欲しい」などの場合は、スクールに通うことをおすすめします。
留学後に英語力は伸びるのか?
「留学をすれば本当に英語力は上がる?」と疑問に思ったり不安になったりしますよね。
結論、留学で英語力は伸びる可能性もありますが、必ずしも伸びるとは限りません。
例えば「英語を話せるようになりたい」と思って留学していても、全く英語を話さなかったり、現地の日本人と日本語ばかりで会話していたりするとどうでしょうか?せっかく英語を話せる環境にいるのに、英語を話すことに慣れてきませんよね。
ワーキングホリデーであっても、海外の大学進学であっても時間は無限ではありません。限られた時間の中で積極的に行動すると、英語に触れる機会も多くなります。
留学で英語力を伸ばすためにも積極的に行動し、英語に向き合う機会を増やしましょう。
留学で学べるのは英語だけではない
留学で学べるものは英語だけではありません。 さまざまな国から来た留学生と交流すれば「多様な価値観」も学べます。
今まで知らなかった文化を学べたり、改めて日本の良さに気づいたりと、留学で得られるものは多種多様です。
また留学先で知り合った人の中には、一生の友達と呼べるくらいの人に出会えるかも知れません。 多種多様な価値観を知れるだけでなく、世界中に友達ができることも、留学する魅力の一つです。
留学に必要な英語力を身につけて多様な価値観を学ぼう
本記事では留学に必要な英語力にあわせて、英語力を身につける方法も紹介しました。
語学留学や大学進学など、それぞれの留学タイプによって求められる英語力は異なります。
自分の留学タイプを決め「今の英語力に何が足りないのか」「どうやって英語力を身につければいいのか」を考えましょう。
留学先で英語力を上げるだけでなく、人と触れ合い多種多様な価値観を学んでください。
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アリゾナ州立大学サンダーバードグローバル経営学部について
アリゾナ州立大学サンダーバードグローバル経営学部(以下、サンダーバード)は、1946年創立以来、75年以上の歴史を持つ、グローバルビジネスおよびグローバルマネジメントに特化した、高等教育機関です。
キャンパスには世界中から生徒が集まっており、その様子は「小さな国連」と呼ばれるほど。ダイバーシティな環境下で学ぶことにより、グローバルな視点や多文化への理解、協調性、そして将来のグローバルリーダーとしての力を養えます。
サンダーバードの卒業生たち
サンダーバードのアラムナイ(卒業生)は、世界約145ヶ国45,000人以上の卒業生からなり、その結びつきは他のビジネススクールでは見られない、非常に強固なものとして、世界的にも有名です。
アリゾナ州立大学サンダーバードグローバル経営学部広島大学グローバル校の紹介
サンダーバードが提供している「グローバルマネジメント学」「国際貿易学」の学士号を、日本でも学べる新プログラムがスタートしました。
日本国内にいながら、世界トップレベルのマネジメントスクールの授業を受け、アメリカの正規の大学の学士号を取得できます。
アリゾナ州立大学サンダーバードグローバル経営学部広島大学グローバル校は「外国大学の日本校」です
広島大学と75年以上の歴史をもつアリゾナ州立大学サンダーバードグローバル経営大学院が連携した学士号プログラムです。
本プログラムは文部科学省により「外国大学の日本校」として指定を受けております。
「外国大学の日本校」については、文部科学省のホームページをご覧ください。
外国大学等の日本校の指定:文部科学省
プログラムについて
取得できる学士号はアリゾナ州立大学の「グローバルマネジメント学」と「国際貿易学」の2種類です。
「グローバルマネジメント学」では、グローバルな環境で活躍するためのマネジメント力を学べるプログラムとなっています。
「国際貿易学」ではグローバルにビジネスを行うための政治的・文化的・経済的側面への理解を深めながら、国際貿易分野で活躍するために必要なスキルを学びます。
本プログラムでは、1・2年次を広島大学のキャンパスで、3・4年次をアリゾナ州で学びます。 広島を含め、4年間全ての授業が英語で行われますので、国内にいながらでもグローバルな環境で世界有数の大学によるグローバルマネジメントを学ぶことが可能です。
また、「国際貿易学」の学位取得後はアメリカでのOPT(Optional Practical Training)を取得し、卒業後アメリカで3年間の就労資格を得られます。
サンダーバードの国際貿易学はQS 国際貿易学ランキングにて「世界第1位」を獲得
サンダーバードの国際貿易学は、QSワールド大学ランキングの国際貿易学専攻で世界第1位を獲得しました。
QSワールド大学ランキングでは、修士課程(大学院)を専攻別に分け、以下の各項目について評価・選定したランキングを毎年発表しています。
- プログラムの内容
- 革新的な教育方法
- 学生が就職できるように大学がどのように準備しているか
サンダーバードは上記の各項目で、最高評価を獲得しています。
卒業後の進路について
サンダーバードの卒業生は、国際機関、グローバル企業をはじめ、各国政府やNPO団体など多種多様な分野において、世界を舞台に活躍。
在学中の進路支援にも力を入れており、世界中の卒業生ネットワークを活用した進路支援を行っています。
また、本学の修士課程であるMGM(Master of Global Management)プログラムへ進学する学生も多くいます。 ※MGMとは、通常のMBAではなく、全てのクラスがグローバルな視点で構成され、 “第4次産業革命の時代に必要とされ、本当の意味でグローバルに活躍できる真のリーダーを育てる”ことを目的とした修士号です。
将来の選択肢を広げるためにも、日米両キャンパスでグローバルな視点で構成されたプログラムを学べるユニークな形の留学に挑戦してみるのはいかがでしょうか。
サンダーバードでは、日本オフィスにて日本人スタッフが個別に留学サポートの相談を受付ています。将来グローバルに活躍したいなど、海外にご興味のある学生の方は、ぜひご相談ください!
【外国大学の日本校認定】アリゾナ州立大学サンダーバードグローバル経営学部 広島大学グローバル校の詳細はこちら
コラム監修者
<略歴>
信州大学グリーン社会協創機構特任教授。アリゾナ州立大学サンダーバードグローバル経営大学院MBA。ハーバード大学大学院サステナビリティ専攻修士。東京大学教養学部国際関係論専攻卒。東証プライム上場企業、機関投資家、スタートアップ企業、ベンチャーキャピタルの社外取締役やアドバイザリーを多数務める。環境省、農林水産省、厚生労働省のESG分野の委員会委員を複数兼任。Jリーグ特任理事、ウォーターエイドジャパン理事、MASHSING UP理事。留学経験を活かしたグローバル視点での戦略立案を得意とする。国内外のテレビ、ラジオ、新聞、雑誌で解説を担当。
<主な著書>
『ネイチャー資本主義』(PHP新書)
『超入門カーボンニュートラル』(講談社+α新書)
『データでわかる 2030年 地球のすがた』(日経プレミアシリーズ)
『ESG思考』(講談社+α新書)