COLUMN
2022.08.19

アメリカ留学にかかる費用の内訳と節約方法をチェック

留学先として常に人気No.1なアメリカ。留学をする場合、授業料(学費)のほかに現地での滞在費や交際費などさまざまな費用がかかってきます。何かとコストがかかるため、どこにどのくらいの費用がかかるかを事前にチェックしておきましょう。

学費は留学の全体でかかる費用の4分の1以上〜半分程度と、割合がとても大きな部分です。語学学校は一般的に週間単位で計算され、通学期間が長くなるほど1週間の学費が安くなります。

この記事では、アメリカ留学で人気な語学留学、大学留学、中学・高校留学別にかかる費用と節約術、注意点などについてご紹介します。アメリカへの留学を考えている方はぜひ参考にしてください。

アメリカ留学の費用

アメリカ留学にかかる費用について、保険やパスポートなどの準備費用から、現地での生活・勉強に必要な費用までを詳しくみていきましょう。

保険

滞在中の病気やケガに備えるための保険には、「留学保険」や「海外保険」などがあります。保険に加入しなければ病院での治療はすべて自費になってしまうため、必ず加入してください。

保険の相場は1ヶ月あたり1万円程度ですが、現地で発症した病気・ケガの治療費を補償する「治療救援費用」や持ち物に損害が出た際の補償が受けられる「携行品損害」など、どの補償をどの程度の割合に設定するかによってプランが変わります。

補償の手厚いプランは相応のコストがかかるため、入院・手術を含めたプランにするか、最低限の補償内容にするかについて、実際の留学シーンをイメージしながら検討しておきましょう。

パスポートなどの諸手続き費用

パスポート・ビザなどの書類の取得は、取得するものの内容によって費用が変わりますが、7万円前後が目安です。

専門的なアドバイスや現地でのコーディネートを行ってくれる留学エージェントなどを利用する場合、数万円〜の利用料金がかかります。
大学入学のための成績証明書などを英訳してもらうために翻訳会社を使う場合は、1文字あたりの価格でトータルのコストを計算してください。

渡航費

現地への渡航費は、片道の飛行機・電車・バスなどの運賃をすべて含めます。自宅から空港まで、現地の空港から学校・寮(アパート/マンション)への費用を計算してみましょう。

アメリカ行きの飛行機は、時期によって大きく変動します。一例として、8月の東京からニューヨークまでの片道チケットは245,060円〜、9月は157,230円〜が相場です。
参考:JTB

滞在費

滞在費は、留学中寝泊まりをするための費用です。寮・アパート・マンションその他の施設で生活する際にかかる費用のことで、アメリカの場合1ヶ月で約10万円前後が目安となります。

滞在費を安く抑える方法として、ホテルやアパートを借りずに寮やホームステイを利用したり、光熱費込みのシェアハウスで同じ留学生と同居をしたりする方法があります。

シェアハウスは場所や家賃の選択肢が豊富で、長期滞在に適しています。ひとつの部屋を2人で借りるときには、渡航先のエリアごとの家賃に注目しましょう。
街によって異なりますが、1ヶ月に10万円以上が家賃の相場です。

身の回りのことを家主や寮母にサポートしてもらい、衣食住も提供してほしい場合には、寮やホームステイという選択肢もあるでしょう。 滞在中の洗濯や掃除などは、サービスに含まれていなければ自分持ちになります。

寮などではコインランドリーの利用が一般的で、1回あたり数ドルがかかります。その他、生活用品や衛生用品、医薬品などの購入も別で費用を用意しておく必要があります。

*地域により異なりますので、気になる方はぜひ留学サポートまでご相談ください!

食費

食費については、寮やホームステイでの生活の場合滞在費と食費はセットになっています。
毎日自炊をする場合でも3万円以上はかかりますが、円安ドル高になるなどの物価の変動も考慮に入れておきましょう。

自炊をせず食べに行ったり、学内の購買や学外での飲食の頻度が増えたりするほど、食費の割合は増えていきます。
アメリカのレストランは1回の食事につき10ドル以上が相場で、従業員へのチップも必要になるため、日本以上にお金がかかります。自炊の割合を増やす、食料品の安いお店を探すなどの工夫が必要です。

交通費

交通費は、自宅から学校までの距離やアクセス方法によって差が出る部分です。
徒歩で通学ができれば交通費がほとんどかからないため節約が可能です。 ただし、住んでいる地域によっては利便性が悪く、買い物や乗り継ぎなどあらゆる部分で交通費がかかってしまうケースもあります。

現地での生活や滞在に支障が出ないようにエリアを厳選することは、留学を考える際に十分注意したいポイントです。

ニューヨークのような大都市では公共交通機関が整備され、路面電車やバス、地下鉄も利用できます。近隣への移動は徒歩でも可能で、公共交通機関の運賃は1ドル程度からと安価です。乗り放題パスを買えばさらに安く観光やショッピングが楽しめますよ。

通信費

留学中は、日本からポケットWi-FiまたはSIMカードを持ち込むか、現地の通信会社が提供しているSIMカードを利用して通信を行います。

相場としては5,000円〜が目安となりますが、途中で通信会社や通信方法を変更するなどのケースも考え、多めに見積もっておくと安心です。

学校や公共施設、カフェ・レストランではWi-Fiが利用できますが、通信品質の問題やセキュリティ上の危険も考えられるため、安全な環境でのみ無料のWi-Fiを利用するようにしましょう。

交際費

留学中はクラスメイトや学内での人付き合いがメインになります。学内または同じ居住先でやり取りが行えれば、費用は思ったほどかかりません。

一方、居住場所の離れている友人と頻繁に会って観光やスポーツを楽しむ場合、娯楽費や交通費も交際費にかかってきます。
現地での付き合いが増えるほど交際費の出費がかさみ、食費など交際費以外の費用にも膨らみが出てきます。

留学中は勉強やその他の課外活動を基本にするなど、交際にコストをかけすぎない工夫も必要かもしれません。

学費

アメリカ留学にかかる学費(Tuition)は、州立・私立・それ以外の学校でそれぞれ異なるほか、滞在期間に応じてトータルコストが変化します。

一例として、州立大学に1年間通った場合の学費は120万円〜が目安です。私立はその3倍から4倍程度を見積もっておきましょう(600万円以上かかる大学もあります)。

IPEDS(The Integrated Postsecondary Education Data System)のデータによると、カリフォルニア州にある私立大学・スタンフォード大学の2019〜2020年度の授業料は5.617万ドルという結果となりました。

学費に加えて、勉強に必要な書籍・参考書などの教材費はハードカバーのものは日本と同じく1冊数十ドル以上。中古品を買い求めることも可能ですし、レンタルの選択肢もあります。オンライン上で電子書籍を安く購入することもできます。

語学学校

語学学校は通学期間がコースごとに決まっており、数週間程度の短期間の通学も可能です。
1ヶ月のみのステイであれば、学費は20万円程度。6ヶ月では100万円〜、1年で200万円前後が目安です。 教材が充実している、手厚いサポートが受けられるような学校は費用が割高になる傾向にありますが、講座の種別に加えて滞在期間や渡航国の物価などもトータルコストを左右します。

ルームシェア、ホームステイなど安い方法での滞在を選べば、トータルコストも安く抑えられます。 現地での暮らしが長くなるほど、滞在費・食費・交際費などがかさんできます。

どのように生活し、学んでいくかを考えながらプランを組み立てていきましょう。

大学院

アメリカの大学院は、1年目に基礎科目を学び2年目に専攻をさらに深く研究します。
卒業まで2年間のみと比較的短く、学費も1年で200万円以下と、大学を上回ることはありません。

ただし私立の大学院では理系か文系か、専攻の内容によって学費が大きく変わります。アメリカの大学から大学院に進む場合、これまでの学費に加えてさらに費用がかかります。現地での滞在費や食費は大学生活とほとんど同じで、節約をしながら勉強し続ける学生も少なくありません。

大学院はキャンパスを持たず、都心部のビル内に教室を持っている大学もあります。

高校

アメリカでは高校が義務教育となっており、1年以上の通学期間が基本です。学費は大学よりも幅があり、1年で約80万円〜400万円以上まで、公立と私立のどちらかが選べます。

日本人がアメリカの高校に通学する際、現地で面倒をみてくれる現地の保証人(Guardian)が必要になるため、保証人に支払う費用も必要になります。

高校で部活動に入ったときは、ユニフォームのレンタルや合宿、練習着など日本と同じように年間で数十万円程度の費用がかかります。

滞在費は、高校生の場合一人暮らしやルームシェアよりも、寮やホームステイというかたちで現地に滞在するケースが多いようです。「ボーディングスクール」と呼ばれる名門の全寮制学校は大学への進学と寮生活を兼ねられる学校です。

アメリカ留学の費用を節約する方法

アメリカ留学の際に費用を節約する4つの方法についてみていきましょう。

渡航費を節約する方法

渡航費を節約するためには、格安のチケットを早めに購入しておく必要があります。

郊外やアクセスの難しい場所を留学先に選ばない、直通便が利用できる街に留学するなどの方法もあります。 乗り換えの手間がかからず、スムーズにアクセスできる渡航先であれば、現地と日本の行き来もしやすく、万が一の事態にも備えやすいといえるでしょう。

その他、タクシーなど高額になりやすい移動手段を使わない、迎えにきてもらえる場合は迎えを利用するなどの方法も渡航費を節約できる方法です。

滞在費を節約する方法

現地での滞在費は、家賃(寮費)どの場所にどの期間滞在するかによって費用が変わるため、慎重に選びたいところです。

未成年の高校生は寮生活やホームステイが基本ですが、大人になると一人暮らしやルームシェアも可能です。選択肢が広がるぶん家賃にも幅が出てくるため、快適さを追求するか費用を抑えるかをよく比較しておく必要があります。

ルームシェアの場合、居住環境はすべて共有になります。近年ではシェアハウスと呼ばれ、自室を持てる共同生活のスタイルも増えてきました。ルームシェア・寮と家賃を比較して、勉強がしやすい環境を選んでみてください。

生活費を節約する方法

生活費には、食費・雑費・通信費などさまざまな費用が含まれています。

食事については、外食が割高になりやすいことを考慮して自炊を行ったり、安い食料品店を探したりする方法で節約が行えます。

娯楽や交際にかかる費用も意識的に節約したい部分です。留学は勉強のために行うもので、学費や教材費にお金がかかることを考えると、娯楽や交際はできるかぎり削ったほうが無難です。

無料でできるアクティビティや楽しみを見つけるように工夫して、生活費を抑えていきましょう。

学費を節約する方法

学費は留学生活においてもっとも重要な部分です。通う大学(学校)と学ぶ分野によって費用が変わるため、後悔のないようにプランを考えていきましょう。

真剣な留学であれば、短期間でも学べることは多いかもしれません。しかし、語学やその他の知識を限られた期間で習得するのは難しいため、ある程度まとまった期間の留学を考えたいところです。

「留学したい」と思った段階で、「何を勉強していきたいのか」を考えて留学先を決め、授業料が安すぎる学校を選ばない(サポートが十分ではない場合があります)ように注意しましょう。

学校の方針や知名度、信頼性などもしっかりと下調べを行ってください。

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留学にかかる費用と割合が重要

いかがでしたか?
ここでは、アメリカ留学にかかるさまざまな費用について紹介しました。事前にコストを調べて、お金をかけるべき部分とかけなくても問題のない部分を把握しておきましょう。

アリゾナ州立大学サンダーバード経営学部広島大学グローバル校の紹介

広島大学と70年以上の歴史をもつアリゾナ州立大学サンダーバード経営大学院が連携した学士号プログラムです。本プログラムは文部科学省により「外国大学の日本校」として指定を受けております。
「外国大学の日本校」については、文部科学省のホームページをご覧ください。
外国大学等の日本校の指定:文部科学省

取得できる学士号はアリゾナ州立大学の「グローバルマネジメント学」と「国際貿易学」の2種類です。

「グローバルマネジメント学」では、グローバルな環境で活躍するためのマネジメント力を学ぶことが出来るプログラムとなっています。
「国際貿易学」ではグローバルにビジネスを行うための政治的・文化的・経済的側面への理解を深めながら、国際貿易分野で活躍するために必要なスキルを学ぶことができます。
本プログラムでは、1・2年次を広島大学のキャンパスで、3・4年次をアリゾナ州で学びます。

広島を含め、4年間全ての授業が英語で行われますので、国内にいながらでもグローバルな環境で世界有数の大学によるグローバルマネジメントを学ぶことが可能です。

また、「国際貿易学」の学位取得後はアメリカでのOPT(Optional Practical Training)を取得し、3年間の就労を行うこともできます。

将来の選択肢を広げるためにも、ユニークな形の留学に挑戦してみるのはいかがでしょうか。

アリゾナ州立大学サンダーバードでは、日本オフィスにて日本人スタッフが個別に留学サポートの相談を受付ています。将来グローバルに活躍したいなど、海外にご興味のある学生の方は、ぜひご相談ください!
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