COLUMN
2022.06.15

海外の大学に留学する際に必要なGPAとは?計算方法や目安について

海外の大学に留学する場合、GPAを提出する必要があります。 しかし、日本ではあまりなじみがない言葉であるため「海外の大学への留学を検討しているものの、GPAがどのようなものかがよくわからない」という方もいらっしゃるでしょう。

そこで今回は、GPAの概要や計算方法、そして海外の大学に留学するために必要なGPAの目安などをわかりやすく紹介します。 海外の大学への留学をお考えの方は、
ぜひ参考にしてみてください。

GPAとは?

GPAとは「Grade Point Average」の頭文字をとった略語で、各科目の成績をもとに計算された成績評価の数値のことです。

海外の大学に留学する場合は、GPAが重要な指標の1つとして扱われるため、ご自身のGPAを把握しておくことが大切です。

GPAの計算方法

GPAを計算するために、まずはGP(Grade Point)を知っておきましょう。
GPとは、各科目の成績の「A・B・C・D」や「優・良・可・不可」などの評価をもとに計算されるスコアのことです。

以下の表に、成績が4段階制の場合のGPの例をまとめました。
成績が4段階制の場合のGPの例

評価

GP

A(優)

4.0

B(良)

3.0

C(可)

2.0

F(不可)

0.0

 そして、これらのGPをもとにしたGPAの計算方法が以下のとおりです。

「(A評価の単位数×評価時のGP)+(B評価の単位数×B評価時のGP)+(C評価の単位数×C評価時のGP)+(F評価の単位数×F評価時のGP)÷卒業に必要な総単位数」

たとえば、卒業に必要な総単位数が120単位で、A評価を50単位、B評価を40単位、C評価を25単位、そしてF評価を10単位ずつ取得した方の場合、以下のように計算できます。

「(50×4.0)+(40×3.0)+(25×2.0)+(15×0.0)÷120=約3.0」

基本的に、海外の大学に留学する際は、上記の計算式で算出したGPAを提出します。
しかし、留学する大学によっては、GPの数値が細かく設定されている場合や、GPAの計算方法自体が異なる場合もあるため注意しましょう。

GPAの数値や算出方法にご不安を感じられる方は、大学の公式ホームページを調べることや、直接問い合わせることをおすすめします。

海外の大学に留学する際に必要なGPAの目安

海外の大学に留学する際に必要とされるGPAの目安は、2.0~3.3程度です。
一般的に、大学のレベルや専門性が高いほど、求められるGPAの数値も高くなります。

さらに、世界でもトップクラスの大学に留学する場合は、より高いGPAが必要です。
たとえば、イギリスの名門であるケンブリッジ大学やオックスフォード大学では、留学に必要なGPAの目安が3.7以上とされています。

また、同じ大学であっても、希望する学部によって必要なGPAの目安は異なるため、大学の公式ホームページから留学の条件などをチェックしましょう。

アリゾナ州立大学サンダーバードグローバル経営学部入学に必要なGPAは3.0以上です。詳しくは募集要項のページをご覧ください。
募集要項について詳しくみる

GPAが留学を希望する大学の基準値に達していない場合

ご自身のGPAが留学を検討している大学の基準値を下回っている場合であっても、必ずしもその大学に留学できないわけではありません。
なぜなら、海外の大学は、GPA以外にもさまざまな項目を見たうえで総合的に評価を行い、留学を許可するかどうかを審査するためです。

評価される項目は留学する大学によって異なるものの、面接やエッセイが審査の項目に含まれていることがあります。
GPA以外の面接やエッセイで、ご自身の長所やボランティア活動などの学業以外のアピールもしっかりとできれば留学を認められる可能性は広がるでしょう。

GPAが基準値に達していない場合であっても、そのほかの項目が評価されることで、留学できるチャンスがあるため、あきらめずに挑戦することをおすすめします。

GPA以外で海外の大学に留学する際に必要になるもの

海外の大学に留学を希望する場合、GPA以外にも下記のものがあると望ましいため、準備しましょう。 ここからは、GPA以外で海外の大学に留学する際に必要なものを紹介します。

TOEFLやIELTSのスコア

海外の大学に留学するためには、ある程度のGPAとともに、英語のスキルも必要です。
自身の英語のスキルを証明するためには、TOEFLあるいはIELTSのスコアの提出を求められます。

TOEFLとは「Test of English as a Foreign Language」の略語で、世界基準の英語のテストのことを指します。
一方で、IELTSとは「International English Language Testing System」の略語で、イギリスやアメリカ、カナダなどの英語圏の国に留学するための英語のテストのことです。

また、アカデミックな場面において必要とされる英語のスキルを測るために、リスニングやリーディングだけではなく、ライティングとスピーキングのテストも行われます。

海外の大学に留学するために必要なスコアの目安は、TOEFLで60点以上、IELTSで6.0以上とされています。
ただし、トップクラスの大学の場合は、TOEFLで90点以上、IELTSで8.5以上という非常に高い英語のスキルが必要です。

事前に大学の公式ホームページから必要なTOEFLやIELTSのスコアを把握しておき、そのスコアを満たすための対策を立てましょう。

アリゾナ州立大学サンダーバードグローバル経営学部では、入学に必要なTOEFLのスコアは61 (iBT) 以上、IELTS のスコアは6.0です。
TOEFL/ IELTSのスコアを満たさない学生の方も、入学時に必要な英語基準を満たすため、8週間のオンライン英語プログラムをご用意しております。
こちらのプログラムを80%の成績で修了された方は、TOEFL/IELTSなどの英語スコアの提出が免除されます。詳しくは、東京オフィスまでお問い合わせください。

英文での推薦状やエッセイ

海外の大学に留学する際は、英文での推薦状やエッセイの提出が必要とされる場合もあります。

推薦状とは、数値ではわかりにくい留学希望者の人柄を、留学先の大学に紹介するための書類のことで、お世話になっている学校の先生や教授に書いてもらうことが一般的です。
成績評価の指標はGPAとして数値で出す一方で、推薦状は留学希望者の性格を文章で表します。 また、

エッセイとは、留学希望者が自己紹介や大学への熱意を伝えるための作文のことです。
英語での文章や表現のスキルが試されるだけではなく、留学希望者の個性や、学業以外の活動もアピールできます。

GPAとは成績評価の指標のことであり海外の大学に留学する際に必要である

いかがでしたでしょうか?

GPAとは、各科目の成績をもとに計算された成績評価の数値のことです。
海外の大学に留学する場合は、重要な指標の1つとして扱われるため、ご自身のGPAを把握しておくことが大切です。

ただし、希望する大学によって必要なGPAの目安は異なるため、公式ホームページを調べることや、直接問い合わせることをおすすめします。

なお、TOEFLやIELTSのスコア、推薦状やエッセイの提出が必要な場合は準備しましょう。

アリゾナ州立大学サンダーバード経営学部広島大学グローバル校の紹介

広島大学と75年以上の歴史をもつアリゾナ州立大学サンダーバード経営大学院が連携した学士号プログラムです。本プログラムは文部科学省により「外国大学の日本校」として指定を受けております。
「外国大学の日本校」については、文部科学省のホームページをご覧ください。
外国大学等の日本校の指定:文部科学省

取得できる学士号はアリゾナ州立大学の「グローバルマネジメント学」と「国際貿易学」の2種類です。

「グローバルマネジメント学」では、グローバルな環境で活躍するためのマネジメント力を学ぶことが出来るプログラムとなっています。
「国際貿易学」ではグローバルにビジネスを行うための政治的・文化的・経済的側面への理解を深めながら、国際貿易分野で活躍するために必要なスキルを学ぶことができます。
本プログラムでは、1・2年次を広島大学のキャンパスで、3・4年次をアリゾナ州で学びます。

広島を含め、4年間全ての授業が英語で行われますので、国内にいながらでもグローバルな環境で世界有数の大学によるグローバルマネジメントを学ぶことが可能です。
また、「国際貿易学」の学位取得後はアメリカでのOPT(Optional Practical Training)を取得し、3年間の就労を行うこともできます。

将来の選択肢を広げるためにも、ユニークな形の留学に挑戦してみるのはいかがでしょうか。

アリゾナ州立大学サンダーバードでは、日本オフィスにて日本人スタッフが個別に留学サポートの相談を受付ています。将来グローバルに活躍したいなど、海外にご興味のある学生の方は、ぜひご相談ください!
アリゾナ州立大学サンダーバードグローバル経営学部 広島大学グローバル校の詳細はこちら


コラム監修者

監修者の写真

夫馬 賢治Kenji Fuma

株式会社ニューラル

代表取締役CEO

<略歴>

信州大学グリーン社会協創機構特任教授。アリゾナ州立大学サンダーバードグローバル経営大学院MBA。ハーバード大学大学院サステナビリティ専攻修士。東京大学教養学部国際関係論専攻卒。東証プライム上場企業、機関投資家、スタートアップ企業、ベンチャーキャピタルの社外取締役やアドバイザリーを多数務める。環境省、農林水産省、厚生労働省のESG分野の委員会委員を複数兼任。Jリーグ特任理事、ウォーターエイドジャパン理事、MASHSING UP理事。留学経験を活かしたグローバル視点での戦略立案を得意とする。国内外のテレビ、ラジオ、新聞、雑誌で解説を担当。

<主な著書>

ネイチャー資本主義』(PHP新書)

超入門カーボンニュートラル』(講談社+α新書)

データでわかる 2030年 地球のすがた』(日経プレミアシリーズ)

ESG思考』(講談社+α新書)

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