留学の情報収集におすすめの方法とチェックしておきたいこと
留学を検討しているのであれば、情報収集を十分に行っておくことをおすすめします。情報収集によって自分にとって本当に行きたい留学先が判断できるほか、準備を整えておくことが可能です。
ここでは、留学のための情報収集をしたいと考えている方のため、おすすめの方法と何をチェックすれば良いのかについて解説します。この記事を読むことによって自分にとって必要な情報を集める方法とおさえておきたいポイントがわかるので、参考にしてください。
目次
留学の情報収集方法について
留学に必要な情報を収集する方法はたくさんあります。代表的な方法は以下のとおりです。
留学イベントに参加する
各地で開催されている留学イベントに参加することで留学に必要な知識などが学べます。
例えば、留学費用はどの程度かかるのか、どういった留学スタイルがあるのかなどについて知識を深めることも可能です。
留学についてまだ漠然とした検討段階である方は、基礎知識が学べるような留学イベントに参加してみることをおすすめします。中には、個別相談会が用意されているものもあります。
アメリカ大学留学フェアについて
アメリカの各大学について質問できる「アメリカ大学留学フェア」は、情報収集の場としておすすめです。アメリカの大学の担当者、卒業生などに質問ができます。
留学に関するアドバイスを受けることもできるので、直接質問したいことがある方はアメリカ大学留学フェアへの参加を検討してみてはいかがでしょうか。対面式のほか、オンラインでも参加が可能です。
インターネットで調べる
インターネットでも留学に関するさまざまな情報を収集可能です。
特に最新の情報をチェックしたいような場合はインターネットを使った情報収集が役立ちます。 まだ留学についてほとんど知識がなく、ひとつひとつ学んでいかなければならないような段階の方はインターネットでじっくり情報を収集しましょう。
SNSで調べる
SNSも留学に関する情報を収集するのに適した方法です。
例えば、SNS上で留学に関する情報を配信している方と繋がり、気になることを質問してみるのも良いでしょう。
それからは、留学予定の国に住んでいる日本人のアカウントを検索し、フォローしてみるのもおすすめの方法です。具体的な現地での暮らしや注意すべきことなどについてアドバイスがもらえる可能性があります。
大学の国際課/部
大学の国際課/部でも留学に必要な情報を入手できます。詳細な資料などを用意してもらえることも多いです。
どちらかというと留学先の国の詳細について相談するというより、基本的な部分の相談や手続きなどについて確認するのに適しています。
本・雑誌で調べる
本や雑誌の情報収集に活用できます。これから留学について情報収集をしようと考えている方は、留学の専門雑誌を確認してみてはいかがでしょうか。
留学に関する総合的な情報を頭に入れたうえで、わからないことや気になることを細かく調べていくと効率が良いです。 図書館などでも留学に関する本や雑誌が置かれているので、どの本を購入すれば良いかわからないような場合には図書館も利用してみてください。
ただ、紙媒体の資料は情報が古くないか確認が必要です。
留学ジャーナルについて
留学情報誌として「留学ジャーナル」が挙げられます。留学生が疑問に感じることなどが詳しく掲載されています。
入学前に必要になる情報だけではなく、留学中や、帰国後に役立つ情報も掲載されているので、気になるものを手にとってみてはいかがでしょうか。
人に聞く
留学経験のある人の話は非常に参考になります。友達や先輩などで留学経験がある方を探し、話を聞いてみましょう。 できれば、同じ留学先への留学経験がある方を探してみるのがおすすめです。
インターネットなどでは見つからないような現地のリアルな話を聞くこともできます。 他にも、たくさんの留学生をサポートしてきた留学カウンセラーの話も参考になります。
情報収集の段階でチェックしておきたいこと
情報収集の段階でチェックしておきたいことはいくつかあります。
以下の5点についてはよく確認しておきましょう。
チェックポイント1.留学先の国・学校
留学先の国がどのようなところなのか、詳しく調べておきましょう。
気候や気温、治安などについては最低限調べておきたいポイントです。
また、公共交通機関がしっかり整備されているのかも確認しておきましょう。公共交通機関が使えないような場合は、滞在先から学校までの移動方法などについても調べておく必要があります。 中には車がなければ生活しにくいような国・地域もあるため、場合によっては免許を持っていない方は取得についても検討が必要です。
学校がどのようなところなのかも確認しておきましょう。どういったことが学べるのか、どのような学習スタイルを取っているのかなども重要です。 学校の詳細については留学先となる大学のホームページなどで詳しく紹介されています。
チェックポイント2.費用
留学費用がどの程度かかるのかについてはできるだけ明確にしておいたほうが良いです。学費ばかり考えてしまう方もいますが、住居費や食費、娯楽費、ビザの発給代など、さまざまな費用がかかることになります。
費用についてもインターネット上で情報が収集できるので、具体的な金額を見積もりとして出しておきましょう。特に親に留学費を出してもらう場合、どの程度かかるのかわからないと困らせてしまいます。
【関連記事】
アメリカ留学にかかる費用の内訳と節約方法
チェックポイント3.募集要項・入試方法・奨学金
募集要項や入試の方法、奨学金制度があるのかなどについても確認しておきましょう。なお、多くの場合、留学用の奨学金は返済の必要性がない給付型です。
給付型奨学金が活用できるようであれば、費用の負担を大きく抑えられるでしょう。要件を満たす必要がありますが、ぜひ活用してみてください。
情報収集の後は何をすればいいの?その後の留学準備について
情報収集が十分に行えたら、次のステップに進みましょう。
入学を希望している大学の説明会や相談会などに参加し、具体的な希望校を決めることになります。申し込みをしたら試験を受け、合格できれば出国に向けた準備です。 チケットやパスポート、ビザなど、用意しなければならないものがたくさんあるので、不備なくそろえましょう。
留学の準備には時間がかかるので、できるだけ早くから取り組んでおくことをおすすめします。
情報収集の後の留学準備については、以下のページで詳しくご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
【関連記事】
いつから留学の準備を進めるべき?準備期間と当日までの流れ
情報収集が留学の成功を左右する
いかがでしたでしょうか。入学前にしっかり行っておきたい情報収集について紹介しました。
情報収集が甘いと本当に自分に適した留学先を見つけられない可能性があります。 また、いざ入学してから「もっと詳しく調べておけば良かった」と感じると大変なので、時間をかけてしっかり情報収集してください。
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アリゾナ州立大学サンダーバードグローバル経営学部について
アリゾナ州立大学サンダーバードグローバル経営学部(以下、サンダーバード)は、1946年創立以来、75年以上の歴史を持つ、グローバルビジネスおよびグローバルマネジメントに特化した、高等教育機関です。
キャンパスには世界中から生徒が集まっており、その様子は「小さな国連」と呼ばれるほど。ダイバーシティな環境下で学ぶことにより、グローバルな視点や多文化への理解、協調性、そして将来のグローバルリーダーとしての力を養えます。
サンダーバードの卒業生たち
サンダーバードのアラムナイ(卒業生)は、世界約145ヶ国45,000人以上の卒業生からなり、その結びつきは他のビジネススクールでは見られない、非常に強固なものとして、世界的にも有名です。
アリゾナ州立大学サンダーバードグローバル経営学部広島大学グローバル校の紹介
サンダーバードが提供している「グローバルマネジメント学」「国際貿易学」の学士号を、日本でも学べる新プログラムがスタートしました。
日本国内にいながら、世界トップレベルのマネジメントスクールの授業を受け、アメリカの正規の大学の学士号を取得できます。
アリゾナ州立大学サンダーバードグローバル経営学部広島大学グローバル校は「外国大学の日本校」です
広島大学と75年以上の歴史をもつアリゾナ州立大学サンダーバードグローバル経営大学院が連携した学士号プログラムです。
本プログラムは文部科学省により「外国大学の日本校」として指定を受けております。
「外国大学の日本校」については、文部科学省のホームページをご覧ください。
外国大学等の日本校の指定:文部科学省
プログラムについて
取得できる学士号はアリゾナ州立大学の「グローバルマネジメント学」と「国際貿易学」の2種類です。
「グローバルマネジメント学」では、グローバルな環境で活躍するためのマネジメント力を学べるプログラムとなっています。
「国際貿易学」ではグローバルにビジネスを行うための政治的・文化的・経済的側面への理解を深めながら、国際貿易分野で活躍するために必要なスキルを学びます。
本プログラムでは、1・2年次を広島大学のキャンパスで、3・4年次をアリゾナ州で学びます。 広島を含め、4年間全ての授業が英語で行われますので、国内にいながらでもグローバルな環境で世界有数の大学によるグローバルマネジメントを学ぶことが可能です。
また、「国際貿易学」の学位取得後はアメリカでのOPT(Optional Practical Training)を取得し、卒業後アメリカで3年間の就労資格を得られます。
サンダーバードの国際貿易学はQS 国際貿易学ランキングにて「世界第1位」を獲得
サンダーバードの国際貿易学は、QSワールド大学ランキングの国際貿易学専攻で世界第1位を獲得しました。
QSワールド大学ランキングでは、修士課程(大学院)を専攻別に分け、以下の各項目について評価・選定したランキングを毎年発表しています。
- プログラムの内容
- 革新的な教育方法
- 学生が就職できるように大学がどのように準備しているか
サンダーバードは上記の各項目で、最高評価を獲得しています。
卒業後の進路について
サンダーバードの卒業生は、国際機関、グローバル企業をはじめ、各国政府やNPO団体など多種多様な分野において、世界を舞台に活躍。
在学中の進路支援にも力を入れており、世界中の卒業生ネットワークを活用した進路支援を行っています。
また、本学の修士課程であるMGM(Master of Global Management)プログラムへ進学する学生も多くいます。 ※MGMとは、通常のMBAではなく、全てのクラスがグローバルな視点で構成され、 “第4次産業革命の時代に必要とされ、本当の意味でグローバルに活躍できる真のリーダーを育てる”ことを目的とした修士号です。
将来の選択肢を広げるためにも、グローバルな視点で構成されたプログラムを日米両キャンパスで学べるユニークな形の留学に挑戦してみるのはいかがでしょうか。
サンダーバードでは、日本オフィスにて日本人スタッフが個別に留学サポートの相談を受付ています。将来グローバルに活躍したいなど、海外にご興味のある学生の方は、ぜひご相談ください!
【外国大学の日本校認定】アリゾナ州立大学サンダーバードグローバル経営学部 広島大学グローバル校の詳細はこちら
コラム監修者
<略歴>
信州大学グリーン社会協創機構特任教授。アリゾナ州立大学サンダーバードグローバル経営大学院MBA。ハーバード大学大学院サステナビリティ専攻修士。東京大学教養学部国際関係論専攻卒。東証プライム上場企業、機関投資家、スタートアップ企業、ベンチャーキャピタルの社外取締役やアドバイザリーを多数務める。環境省、農林水産省、厚生労働省のESG分野の委員会委員を複数兼任。Jリーグ特任理事、ウォーターエイドジャパン理事、MASHSING UP理事。留学経験を活かしたグローバル視点での戦略立案を得意とする。国内外のテレビ、ラジオ、新聞、雑誌で解説を担当。
<主な著書>
『ネイチャー資本主義』(PHP新書)
『超入門カーボンニュートラル』(講談社+α新書)
『データでわかる 2030年 地球のすがた』(日経プレミアシリーズ)
『ESG思考』(講談社+α新書)