COLUMN
2022.12.13

MBAの年齢層とは?年代ごとの取得メリット・デメリット

経営学修士号や経営管理修士号とも呼ばれるMBA取得を目指して、日々努力している方は多いのではないでしょうか。取得できれば経営における高度な知識やスキルを得ていることが証明されます。
ですが、年齢的な問題でMBA取得を目指そうか悩んでしまう方もいるようです。

そこで、MBA取得と年齢の関係について知りたい方のため、おさえておきたいポイントを解説します。この記事を読むことによってMBA取得の年齢制限や年代別に取得を目指すメリット・デメリットが分かるので、参考にしてください。

MBA取得の年齢制限

まず、MBAが取得できる年齢に制限はありません。そのため、何歳からでもMBA取得を目指していけます。 これは、国内だけではなく、海外のMBAについても同様です。 若くないからと取得を諦めていた方は、もう一度取得を目指すため取り組んでみてはいかがでしょうか。

MBAを受講している人の年齢層

MBAの取得に年齢制限はないといっても、実際に何歳くらいの年齢の方が受講しているのか気になる方も多いはずです。
そこで、国内と海外、それぞれでMBAを受講している人の年齢層について解説します。

国内

2017年の文部科学省のデータによると、国内MBAで学んでいる方の年齢層の割合は以下のとおりとなっています。

【在学生の平均年齢(経営系大学院)】

  • 25歳未満…5.1%
  • ~30歳未満…33.3%
  • ~35歳未満…26.9%
  • ~40歳未満…15.4%
  • ~45歳未満…7.7%
  • ~45歳以上…2.6%
  • 不明・無回答…9.0%

平均年齢は32.1歳です。年代でいうと30代が最も多いことがわかります。

参考:(PDF)文部科学省:国内外の経営系大学院及び修了生の実態並びに産業界の経営系大学院に対するニーズ等に関する調査報告書[PDF]

海外

フランスパリのカルチャースクール「VINCIA PREP」の発表を参考にすると、アメリカのMBAプログラム50コースにおいて、2020年時点での平均年齢は約28歳とのことです。

また、平均年齢が過去10年間で約1年増加しているとも発表されていました。

参考:VINCIA PREP:Average age of MBA applicants in the US


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年齢層別にMBAを取得するメリット・デメリットを紹介

年齢によってMBAを取得するメリットやデメリットが若干異なります。各年齢でおさえておきたいポイントについて解説します。

20代でMBAを取得するメリット・デメリット

メリットとして、20代でMBAを取得できれば取得のために学んだ知識を長く活用し、さまざまな学びにつなげていけます。

また、20代半ばまでの段階で取得できたようなケースでは、新卒・第2新卒で就職活動をする際、大きなアピールポイントになるでしょう。20代半ばまでにMBAを取得するのは簡単なことではありません。だからこそ、しっかりアピールして印象づけていきましょう。就職活動に活かせるだけではなく、就職先の選択肢を増やすことにもつながります。

20代後半でMBAを取得した場合、若さだけではなく実務経験も重要です。MBAを取得しても全く実績がないと大きな評価は期待できないので、実績を積むことに力を入れていきましょう。

一方、30代以上と比較して実務経験がないため、自分の経験も踏まえた形での効果的な学習につなげられないことがデメリットとして挙げられます。

ただ、将来的に実務経験を積んでいくにあたりMBAの取得がデメリットになることはないでしょう。 20代で、MBAの取得を目指しているのであれば、できるだけ多くの経験を積んだ上で挑戦すると学習効果が高められるはずです。

30代でMBAを取得するメリット・デメリット

30代については、キャリアアップに繋がる可能性が期待できるのがメリットです。20代のうちから働き30代になっている方は、それまでに多くの実務経験を積んできています。

MBAを学ぼうと考えた際、20代だと実務経験が不足していて学習に結び付けられないこともありますが、30代であればそういった心配も少なくて済むでしょう。 MBAを学ぶための下地を作った上で取得に向けて動き出したいと考えているのであれば、30代のタイミングが向いているといえます。

MBA取得のために学んだ知識を活用すれば、業務の効率化などについても深く検討できるようになります。結果的に管理職に就けるケースも多くなり、MBAの取得が昇進を後押しすることも多いです。

ポイントとして、転職によるキャリアアップを検討する場合、これまで経験してきたのと同じか、近い業界・業種を選択した方が良いでしょう。未経験のものに挑戦する場合、これまで積み重ねてきたキャリアを十分に活かせなくなってしまう可能性があるからです。 もちろん、全く異なる業界・業種に挑戦する方も少なくありません。

デメリットについても確認しておきましょう。30代でMBAを取得する場合、仕事と学びを両立させるか、休職についても検討しなければなりません。休職を選択する場合、費用的な問題などについてもよく計画しておくことが重要です。海外に留学して学ぶ場合は休職の選択肢が濃厚になるでしょう。

ただ、こういったデメリットはあるものの、無事にMBAを取得したあとは学んだ知識がさまざまな場面で役立ちます。結果的にはメリットの方が大きかったという方も多いです。

40代でMBAを取得するメリット・デメリット

MBAを取得するにあたり、何歳までといった年齢制限はないため、40歳からでも挑戦できます。
ただ、日本における取得の平均年齢からすると40代は早い挑戦とは言えないため、悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。 何歳からでもMBAの取得を目指すことはできますが、早いに越したことはありません。
40代の方は「そのうち考えよう」と先延ばしにしてしまうのではなくて、早いタイミングでの決断が必要です。

40代でMBAを取得するメリットとして挙げられるのが、ビジネススクールなどで築いた人脈などを起業や独立に役立てられる点です。ビジネススクールには多くの人が通っており、その中で今後独立や企業しようと考えた際に大きな力になってくれる方と出会える可能性もあります。

MBAを取得すれば、将来的に経営者になる際に欠かせないマーケティングや、ファイナンスなどについて知識を深めることも可能です。

デメリットについては、20代、30代と比較すると40代でMBAを取得しても転職活動で評価されにくい点が挙げられます。40代の転職で評価されるのは、どちらかというとこれまでの経験やマネジメント能力です。 そのため、MBAを取得したからといって転職活動でその点を強くアピールするのではなく、自身の経験やマネジメント能力について深く把握し、即戦力になれることをうまくアピールすることが重要だといえます。
それから、MBAを取得しているかよりもポテンシャルを重視されるようなマネージャー層は、厳しいことについても理解が必要です。

どうすればMBA大学院やビジネススクールで学んだことを転職・日々の仕事に役立てられるか考えた上で取得を検討してみると良いでしょう。

何歳でも取得に挑戦できる

いかがでしたでしょうか。

MBAの取得について検討している方のため、年齢層や年代ごとの取得メリット、デメリットについて紹介しました。取得にあたり何歳までといった年齢制限はなく、早い遅いもありません。

30代だから、40代になってしまったからと諦めてしまうのではなく、自分のキャリアプランに沿って取得を目指してみてください。

アリゾナ州立大学サンダーバードグローバル経営大学院の紹介

アリゾナ州立大学サンダーバードグローバル経営大学院(以下、サンダーバード)は、1946年創立以来、75年以上の歴史を持つ、グローバルビジネスおよびグローバルマネジメントに特化した、高等教育機関です。

サンダーバードでは、通常のMBAではなく、全てのクラスがグローバルな視点で構成されMGM(Master of Global Management)プログラムを提供しており、“第4次産業革命の時代に必要とされ、本当の意味でグローバルに活躍できる真のリーダーを育てる”ことを目的とした修士号となります。

サンダーバードのMGMは、2019年に、ウォールストリートジャーナルより世界24カ国114のビジネススクールの中から、グローバルマネジメントの分野において、第1位に選ばれています。

キャンパスには世界中から生徒が集まっており、その様子は「小さな国連」と呼ばれるほど。ダイバーシティな環境下で学ぶことにより、グローバルな視点や多文化への理解、協調性、そして将来のグローバルリーダーとしての力が養われます。
アリゾナ州立大学サンダーバードグローバル経営大学院の詳細はこちら 

サンダーバードの卒業生たち

サンダーバードのアラムナイ(卒業生)は、世界約145ヶ国45,000人以上の卒業生からなり、その結びつきは他のビジネススクールでは見られない、非常に強固なものとして、世界的にも有名です。
最後に、様々な分野でグローバルに活躍する卒業生たちを紹介いたします。

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サンダーバードでは東京オフィスにて日本人スタッフが個別にサポートを行っており、ご質問やご相談を受付ています。ぜひ日本オフィスまでご相談ください。

 

コラム監修者

監修者の写真

夫馬 賢治Kenji Fuma

株式会社ニューラル

代表取締役CEO

<略歴>

信州大学グリーン社会協創機構特任教授。アリゾナ州立大学サンダーバードグローバル経営大学院MBA。ハーバード大学大学院サステナビリティ専攻修士。東京大学教養学部国際関係論専攻卒。東証プライム上場企業、機関投資家、スタートアップ企業、ベンチャーキャピタルの社外取締役やアドバイザリーを多数務める。環境省、農林水産省、厚生労働省のESG分野の委員会委員を複数兼任。Jリーグ特任理事、ウォーターエイドジャパン理事、MASHSING UP理事。留学経験を活かしたグローバル視点での戦略立案を得意とする。国内外のテレビ、ラジオ、新聞、雑誌で解説を担当。

<主な著書>

ネイチャー資本主義』(PHP新書)

超入門カーボンニュートラル』(講談社+α新書)

データでわかる 2030年 地球のすがた』(日経プレミアシリーズ)

ESG思考』(講談社+α新書)

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