海外の大学への留学に必要なエッセイとは?コツも紹介

海外の大学に留学する際、願書の出願時に英語で書いたエッセイを提出する必要があります。
日本の学校では、あまりなじみがない課題なので、具体的なイメージが湧かない方や、難しいと感じられる方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、エッセイの概要と合わせて、書く際に押さえておきたいコツも紹介します。 海外留学をお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
海外の大学への留学時に必要な「エッセイ」とは
エッセイとは、アメリカをはじめとする海外の大学への入学希望者が、志望動機や人柄、考え方などをアピールする小論文のことです。
長期留学の手段の1つとして、海外の大学への進学を選択する方もいらっしゃいますが、海外の大学では、日本の共通テストのような一斉テストの受験は必須ではありません。
海外の大学への入学希望者は、高校の成績表や推薦状のほか、エッセイなどの指定された書類を出願の期日までに提出します。
大学側は、提出された書類内容を精査し、総合的に評価して合否を判断します。 出題されるエッセイのテーマは大学によって異なりますが、自身の意見や考えを英語でわかりやすく伝えなければなりません。
また、エッセイは、合否を判断する決め手になるとされているので、事前の対策が重要です。
なお、アリゾナ州立大学サンダーバードグローバル経営学部では、入試の際にエッセイの提出は必要ございません。本学の出願条件は非常にシンプルで、必要な書類などの募集要項の詳細は、サンダーバードの公式サイトでご覧いただけます。また、サンダーバードは、日本オフィスにて日本人スタッフが個別に留学サポートの相談を受付ていますので、お気軽にご相談ください!
募集要項の詳細はこちら
アメリカの大学への留学に必要なエッセイの種類
アメリカの大学入試では、特にエッセイが重視されます。
以下で、アメリカの大学を受験する際、どのようなエッセイを提出すればよいのかを詳しく紹介するので、ご参考ください。
出願時に必要なエッセイには「Common Application Essay(コモンアプリケーション エッセイ)」と「Supplemental Essay(サプリメンタルエッセイ)」の2種類があります。
Common Application Essayでは、Promptとよばれるエッセイのテーマが複数用意されており、そのなかから1つを選んで、英単語250~650語以内でエッセイを書きます。
エッセイのテーマは、何かに挑戦した経験や、これまでに乗り越えた困難、そのほかに人生で印象に残っている出来事などさまざまです。
Supplemental Essayは、大学ごとに課されるエッセイで、テーマや文字数も、大学によって異なります。それぞれの大学が求める学生像がテーマに反映されていることが多く、志望動機や入学後の学習計画などが比較的多く出題されます。
どのようなテーマが出題されても、これまでの経験やエピソードを交えつつ、自身の個性や考え方を論理的にアピールしなければなりません。
また、アメリカの大学を受験するときには、Common Applicationという共通願書システムを使って、エッセイなどの出願時に必要な書類を、800以上の大学にオンラインで送れます。
エッセイの構成
エッセイは「Introduction(導入)」と「Body Paragraph(本文)」そして「Conclusion(結論)」の3つで構成されています。
ここからは、エッセイの構成の内容をそれぞれ紹介します。
Introduction(導入)
Introductionで、このエッセイには何が書かれているのかを簡潔に伝えます。
Introductionは「Hook Sentence(導入文)」と「Thesis Sentence(主題文)」の2つに分かれます。
Hook Sentenceでは、エッセイに興味を持ってもらえるような書き方をしなければなりません。
具体例としては、地球温暖化問題をどのように考えているのかを、問いかけるような方法が挙げられます。
Thesis Sentenceでは、エッセイ全体をとおして主張したい内容をまとめます。 Thesis Sentenceが不明確だと、このあとの文章の説得力が失われてしまうので注意が必要です。
なお、エッセイ全体では、これまでの経験やエピソードを交えつつ、自身の個性や考え方を論理的にアピールする必要がありますが、Introductionでは客観的に書きます。
客観的な視点によって述べられた意見という印象を与えるために、一人称の使用を避けましょう。 Introductionで論点を明記しておくと、このエッセイでどのような内容を論じるのかを示せます。
Body Paragraph(本文)
Body Paragraphは、Introductionで挙げた論点を細かく説明する、エッセイのメイン部分です。
指定の文字数によって異なりますが、Body Paragraphは複数の段落で構成されています。
Paragraphは、日本語で段落を意味し、各段落の冒頭に「Topic Sentence」とよばれる小見出しを段落ごとにつけて、その段落内における論点を述べます。
Body Paragraphの内容が自身の主張を支え、内容を裏づけるので、論理的に書いていかなければなりません。 文字数が指定されているエッセイで文字数が超過した場合は、Body Paragraphから内容を見直してみてください。
Conclusion(結論)
Conclusionは、結論を述べる最終章です。 ここで、自身の主張とBody Paragraphの内容を改めてまとめます。
この段落では、エッセイ全体における自身の主張を再度書きます。 Introductionで記載したThesis Sentenceの内容にあたりますが、まったく同じ言い回しにならないように注意しましょう。
また、文字数に余裕があれば、自身からのメッセージや問いかけを記載すると、大学側に訴えかけるエッセイになるとされています。
英語でエッセイを書く際の10個のコツ
英語でいきなりエッセイを書くのは、決して簡単なことではありません。
しかし、海外の大学では、出願時だけではなく、入学後もエッセイの提出が必要になります。
そこでここからは、エッセイを書く際に押さえておきたい10個のコツを紹介するので、海外留学を目指している方は、参考にしながら対策を講じてみてください。
コツ①大学が求める学生像を理解する
まずは、留学を希望している大学が、どのような学生を求めているのかを把握しましょう。
海外の大学には、入学希望者から何万枚ものエッセイが提出されるため、何も考えずにエッセイを書くと、高評価を得られずに合格から遠のいてしまいます。
大学が求める学生像には、大学独自の傾向があるので、志望校合格に少しでも近づくためには、大学がどのような学生を求めているのかを理解しなければなりません。
大学によっては、過去に高評価を受けたエッセイが、公式ホームページ上で公開されています。 ご自身が留学を希望する大学のホームページで、どのような学生が合格しているのかを確認して、エッセイを書く際の参考にするのも受験対策の1つです。
たとえば、高評価を受けたエッセイが、論理的な内容であれば、論理的な思考の学生を求めていると考えられるのではないでしょうか。
エッセイを書き終えたあとに、高評価を得たエッセイとご自身のエッセイを比較して、推敲を重ねてみてください。
コツ②個性を表現できるようなテーマを選ぶ
ご自身の人柄をアピールするためには、エッセイのテーマ選びも重要です。
Common Application EssayとSupplemental Essayのいずれのエッセイでも、用意されたテーマから選びます。
書き始める前は適切なテーマであると感じても、書き始めてみると、思ったように書けなかったり、自分らしさを表現できなかったりするケースも起こり得ます。 そのような場合は、エッセイのテーマの変更も検討したほうが賢明かもしれません。
個性や個人の考え方を、論理的にアピールしたエッセイが高評価を得るので、ご自身の人間性を伝えられるようなテーマを選びましょう。
コツ③大まかな構成と主張を決める
ここまで説明してきたように、エッセイはIntroductionとBody ParagraphそしてConclusionの3つで構成されており、それぞれにフォーマットが決まっています。
具体的な構成や主張、展開を考えずに、いきなり書き始めてしまうと、一貫性のない文章になるおそれがあるため注意しなければなりません。 そのため、エッセイを書くときは、フォーマットに従い、大まかな構成と、どのような主張を盛り込むかを考えます。
エッセイ全体をとおして主張したい内容を決めたら、比較的スムーズに書き進められるのではないでしょうか。
コツ④論点をはっきりとさせる
エッセイを書き始める前の準備として、論点も明確にしておきましょう。 論点とは、エッセイでつづった主張に対して、なぜそのような考えに至ったのかを説明することです。
論点がはっきりとしていると、英語でも日本語でも文章を書きやすくなります。 この論点の数が、そのままBody Paragraphの段落の数になることが一般的です。
コツ⑤書き手の人柄が伝わるような内容を書く
エッセイでは、ご自身の主張を述べるだけではなく、個性や考え方も伝えます。 人柄や考え方をアピールするには、自己分析を行い、これまでの経験やご自身の強みを認識することが大切です。
ご自身だけで考えるのではなく、家族や友人と話しながら、過去を振り返るのもよいでしょう。 ただし、嘘や誇張した内容を記載してはなりません。
あくまでも事実をもとに、ご自身の人柄が伝わるような内容を書いてみてください。
コツ⑥成長と変化の過程を記述する
エッセイでは、ご自身の成長や変化の過程を論理的に説明する必要があります。
たとえば、困難な状況をどのように対処してきたのか、自身の問題解決への姿勢を述べたり、ご自身の価値観は、どのように形成されたのかといった内容を盛り込んだりするなどです。
そのときに、具体例やエピソードを交えると、エッセイの内容が充実するでしょう。
コツ⑦正しい表現で書く
エッセイは、正しい英語で書く必要があります。 海外の大学への留学となると「多くの表現を使って英語力を証明したい」「簡単な表現よりも難しい表現を使って高評価を得たい」とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、無理に難しい表現を使って、文法やスペルを間違ってしまうと減点の対象になります。 難しい表現をむやみに使うよりも、正しい文法やスペル、基本的なライティングのルールを遵守しましょう。
さまざまな表現を使う前に、正しい表記と文法を用いるのがエッセイを書く際の大前提です。
コツ⑧適切な英単語を使用する
エッセイで英語力をアピールしたいとお考えであれば、適切な英単語を使用します。 英語を母語としない留学生は、どのような英単語をセレクトしたかによって、大学へのアピールも変わってきます。
たとえば「Bad(悪い)」を「Appalling(ぞっとするような)」に、あるいは「Nice(よい)」を「Comforting(心地よい)」に置き換えるなどです。 ほかにも「Sad(悲しい)」を「Despondent(絶望的な)」に変えるのもよいでしょう。
このように、中学生レベルの英単語ではなく、同じ意味を持つハイレベルな英単語の使用もエッセイのコツの1つです。
コツ⑨接続語を活用する
わかりやすいエッセイを書くには、接続語の活用が欠かせません。 英語には、強調や比較、逆接などのさまざまな種類の接続詞があります。
以下の表に、英語のエッセイで使える接続語をまとめたので、エッセイを書く際に参考にして実際に使ってみてください。
【英語のエッセイで活用できる接続語】
接続語 |
意味 |
Firstly, |
まず初めに、 |
To begin with, |
まず始めに、 |
In the first place, |
最初に、 |
In addition, |
くわえて、 |
Additionally, |
さらに、 |
Moreover, |
さらに、 |
Another reason why, |
別の理由は、 |
Secondly, |
次に、 |
Next, |
次に、 |
Also, |
また、 |
However, |
しかし、 |
Therefore, |
したがって、 |
For instance, |
たとえば、 |
On the other hand, |
一方で、 |
In the same way, |
同じ方法で、 |
In any case, |
いかなる場合でも、 |
Thirdly, |
3番目に、 |
Lastly, |
最後に、 |
Finally, |
ついに、 |
In conclusion, |
結論は、 |
As a result, |
結果として、 |
To sum it all up, |
まとめると、 |
To summarize, |
要約すると、 |
同じ意味の接続語でも、いくつかの種類を使い分けると、文章全体がわかりやすくなるだけではなく、文章に深みが生まれます。 そのため、接続詞をうまく活用できると、エッセイでより高評価を得ることができ、合格に一歩近づけるかもしれません。
コツ⑩最後に必ず校正する
エッセイを書き終わったら、そのまま提出するのではなく、必ず校正しましょう。誤字脱字や英語のスペルミス、また文字数の超過があると、減点されてしまいます。
エッセイ全体の話がテーマから逸れていたり、一部内容に矛盾が生じたりしている場合も同様です。 エッセイを書き終えたら、あえて一定の時間を空けて読み返すと、見落としていた齟齬に気づくこともあります。
さらに、見落としを防ぐために、Paper Raterや1Checkerなどの無料の校正ツールを使ってみるのもよいでしょう。
英語でエッセイを書く際の注意点
ここからは、英語でエッセイを書く際に押さえておきたい、5つの注意点を紹介します。
注意点①日本語で書いてから英語に翻訳する
英語でエッセイを書く際は、日本語で書いてから英語に翻訳する方もいらっしゃるかもしれませんが、最初からできるだけ英語で書きましょう。
日本語と英語では、文法が違うので語順が異なります。 日本語で書いた内容をそのまま翻訳すると、違和感のある文章になるおそれがあります。
日本語を使うとしても、大まかな構成と自身の主張を決める際に、箇条書きする程度に留めておいてください。
注意点②話し言葉やスラングを使用する
日本語でエッセイは、筆者の体験や感想などをもとに書いた「随筆」ですが、海外の大学への出願時に必要なエッセイは「小論文」なので、まったく意味が異なります。 そのため、エッセイを書く際は、話し言葉やネイティブの若者がよく使うスラングは避けて、正しい書き言葉で記述しなければなりません。
フォーマルな表現や文章を意識すると、エッセイ自体の説得力も高まります。
注意点③個人的な見解に左右される英単語を使う
エッセイで使用する英単語の種類にも、注意が必要です。
英単語のなかには、人によって尺度が異なる英単語や、個人の感情を表現する英単語があります。 英単語の例としては「Good(よい)」や「Bad(悪い)」などが挙げられます。
これらは、個人的な見解に左右される側面があるので「Good」を「Positive(プラスの)」に、あるいは「Bad」を「Negative(マイナスの)」に置き換えましょう。
エッセイを書く際には、個人的な見解に左右される英単語ではなく、できる限り学術的な英単語を使ってみてください。
注意点④段落内の書き始めが重複する
エッセイは、同じ書き始めや英単語が続くと、稚拙な印象を与えてしまうので注意しなければなりません。
例としては「I think」の表現ばかり使うのではなく「I guess」や「I suppose」などに置き換えることが挙げられます。
また「A」や「The」は使用頻度が多いので、接続詞を適切に使うことも心がけてみてください。
注意点⑤ほかの論文をそのまま記載する
インターネットで見つけた論文や記事の文章を、そのままエッセイに記載してはなりません。
日本の大学で論文やレポートを書く際は、ほかの論文や記事の文章であっても「引用」というかたちをとれば、基本的には問題ありません。 しかし、海外の大学に提出するエッセイで、ご自身以外の文章をそのまま書き写すと、盗作とみなされるケースがほとんどです。
エッセイでほかの論文を使用したい場合は、決められた手順に従って引用する必要があります。 以下で、エッセイの情報の引用元を説明します。
情報の引用元
海外の大学への留学時に提出するエッセイで、ほかの論文や記事の文章を引用するには、情報の引用元をきちんと記載しましょう。情報の主な引用元は、以下の種類があります。
【エッセイの情報の引用元】
- Googleブックス
- 大学の文献検索サービス
- 書籍
- インターネット検索
基本的に、引用する情報の出典は、明確でなければならないので、上記のいずれかの引用元から選びます。 個人のブログや著者が不明確なニュース記事は、根拠に欠けるので引用できません。
エッセイは海外の大学への留学時に必要な英語の小論文であり事前の対策が欠かせない
いかがでしたでしょうか?
エッセイは、海外の大学への入学希望者が出願時に提出する小論文です。 高評価を得るには、英語のスキルだけではなく、志望動機や人柄を大学にアピールする必要があります。
本記事では、エッセイの種類や構成のほか、エッセイを書く際のコツや注意点も紹介してきました。 エッセイは、合否を判断する決め手になるとされているので、海外留学をお考えの方は、本記事を参考にして対策を進めてみてください。
アリゾナ州立大学サンダーバードグローバル経営学部について
アリゾナ州立大学サンダーバードグローバル経営学部(以下、サンダーバード)は、1946年創立以来、75年以上の歴史を持つ、グローバルビジネスおよびグローバルマネジメントに特化した、高等教育機関です。
キャンパスには世界中から生徒が集まっており、その様子は「小さな国連」と呼ばれるほど。ダイバーシティな環境下で学ぶことにより、グローバルな視点や多文化への理解、協調性、そして将来のグローバルリーダーとしての力を養えます。
サンダーバードの卒業生たち
サンダーバードのアラムナイ(卒業生)は、世界約145ヶ国45,000人以上の卒業生からなり、その結びつきは他のビジネススクールでは見られない、非常に強固なものとして、世界的にも有名です。
アリゾナ州立大学サンダーバードグローバル経営学部広島大学グローバル校の紹介
サンダーバードが提供している「グローバルマネジメント学」「国際貿易学」の学士号を、日本でも学べる新プログラムがスタートしました。
日本国内にいながら、世界トップレベルのマネジメントスクールの授業を受け、アメリカの正規の大学の学士号を取得できます。
アリゾナ州立大学サンダーバードグローバル経営学部広島大学グローバル校は「外国大学の日本校」です
広島大学と75年以上の歴史をもつアリゾナ州立大学サンダーバードグローバル経営大学院が連携した学士号プログラムです。
本プログラムは文部科学省により「外国大学の日本校」として指定を受けております。
「外国大学の日本校」については、文部科学省のホームページをご覧ください。
外国大学等の日本校の指定:文部科学省
プログラムについて
取得できる学士号はアリゾナ州立大学の「グローバルマネジメント学」と「国際貿易学」の2種類です。
「グローバルマネジメント学」では、グローバルな環境で活躍するためのマネジメント力を学べるプログラムとなっています。
「国際貿易学」ではグローバルにビジネスを行うための政治的・文化的・経済的側面への理解を深めながら、国際貿易分野で活躍するために必要なスキルを学びます。
本プログラムでは、1・2年次を広島大学のキャンパスで、3・4年次をアリゾナ州で学びます。 広島を含め、4年間全ての授業が英語で行われますので、国内にいながらでもグローバルな環境で世界有数の大学によるグローバルマネジメントを学ぶことが可能です。
また、「国際貿易学」の学位取得後はアメリカでのOPT(Optional Practical Training)を取得し、卒業後アメリカで3年間の就労資格を得られます。
サンダーバードの国際貿易学はQS 国際貿易学ランキングにて「世界第1位」を獲得
サンダーバードの国際貿易学は、QSワールド大学ランキングの国際貿易学専攻で世界第1位を獲得しました。
QSワールド大学ランキングでは、修士課程(大学院)を専攻別に分け、以下の各項目について評価・選定したランキングを毎年発表しています。
- プログラムの内容
- 革新的な教育方法
- 学生が就職できるように大学がどのように準備しているか
サンダーバードは上記の各項目で、最高評価を獲得しています。
卒業後の進路について
サンダーバードの卒業生は、国際機関、グローバル企業をはじめ、各国政府やNPO団体など多種多様な分野において、世界を舞台に活躍。
在学中の進路支援にも力を入れており、世界中の卒業生ネットワークを活用した進路支援を行っています。
また、本学の修士課程であるMGM(Master of Global Management)プログラムへ進学する学生も多くいます。 ※MGMとは、通常のMBAではなく、全てのクラスがグローバルな視点で構成され、 “第4次産業革命の時代に必要とされ、本当の意味でグローバルに活躍できる真のリーダーを育てる”ことを目的とした修士号です。
将来の選択肢を広げるためにも、グローバルな視点で構成されたプログラムを日米両キャンパスで学べるユニークな形の留学に挑戦してみるのはいかがでしょうか。
サンダーバードでは、日本オフィスにて日本人スタッフが個別に留学サポートの相談を受付ています。将来グローバルに活躍したいなど、海外にご興味のある学生の方は、ぜひご相談ください!
【外国大学の日本校認定】アリゾナ州立大学サンダーバードグローバル経営学部 広島大学グローバル校の詳細はこちら
コラム監修者

<略歴>
信州大学グリーン社会協創機構特任教授。アリゾナ州立大学サンダーバードグローバル経営大学院MBA。ハーバード大学大学院サステナビリティ専攻修士。東京大学教養学部国際関係論専攻卒。東証プライム上場企業、機関投資家、スタートアップ企業、ベンチャーキャピタルの社外取締役やアドバイザリーを多数務める。環境省、農林水産省、厚生労働省のESG分野の委員会委員を複数兼任。Jリーグ特任理事、ウォーターエイドジャパン理事、MASHSING UP理事。留学経験を活かしたグローバル視点での戦略立案を得意とする。国内外のテレビ、ラジオ、新聞、雑誌で解説を担当。
<主な著書>
『ネイチャー資本主義』(PHP新書)
『超入門カーボンニュートラル』(講談社+α新書)
『データでわかる 2030年 地球のすがた』(日経プレミアシリーズ)
『ESG思考』(講談社+α新書)