「もっとグローバルに活躍したい」とお考えの方におすすめなのが、海外の大学院で経営学修士の学位を取得する、MBA留学です。
留学先の大学院は数多くありますが、世界に通用するスキルを身につけたいなら、確かな実績のある大学院を選びたいですよね。
そこで今回は、サンダーバードのMBA過程を修了された蔵 裕介さんに、同校の魅力と強みを語っていただきました。
サンダーバードがなぜMBA留学に適しているのか、その理由を知りたい方はぜひご一読ください。
蔵 裕介さん
2023年5月卒業
新卒で国家公務員として入省し、12年間勤める。様々な業務を通じて民間事業者とやり取りをする中、ビジネスの最前線で何が起きているのかを、グローバルな視点でより体系的に捉えたいと思いMBA留学を決意。2015年頃から、英語学習や出願用エッセイの執筆に向けた取り組みをはじめ、2021年の8月に晴れてサンダーバードに入学。2023年5月に卒業し帰国後、同年10月にアマゾンジャパンに入社。現在は、お客様に商品を届ける部門のオペレーションマネージャーとして活躍中。(写真左)
目次
前職は、日常生活に欠かせない様々なインフラ整備や産業育成など、日本の基盤を支える現場と密接な関係にある職場でした。
各業界において現場を受けもつ民間事業者とやり取りを続けるうちに、民間事業を行う方々がどのようなステークホルダーと調整の上、どのような経営判断を下し現場を動かしているか、またどのような目線をもっているのかを把握するべきだと思ったのです。
そこで、民間事業者の方々の思考プロセスや経営資源の確保・活用など、幅広くビジネスに関する見識を理解するため、実践的な経営スキルを学ぶ必要があると思い、MBAの取得を目指しました。
「海外で暮らしてみたいな。」という漠然とした想いは、実は結構前からありまして、実際、大学在学中はバックパッカーとして世界各国を巡っていました。
そんななかで芽生えてきたのが、経済や文化・地政学のいずれにおいても世界の中心にあるアメリカに対する憧れです。
どうせ行くのであれば旅行ではなく、一定期間生活しながらアメリカを感じてみたいという想いを持っていました。
他方で、社会人になってしばらくは目の前の業務をこなすことに必死で、国外への意識は正直それほどありませんでしたが、諸々が落ち着いてきた2015年頃に「自分の視野を広げるためにも、やっぱりアメリカに渡りたいなあ」と思い留学を決意した次第です。
TOEFLの勉強も同じタイミングで始めたのですが、正直あまり英語が得意じゃなくてですね……。
サンダーバードの受験資格が得られる点数を取るまでに、20回以上もTOEFLを受けることになりました(笑)。
それでも、諦めずに努力を重ね試験を受けつづけた結果、サンダーバードの卒業生として、今こうしてインタビューを受けているわけじゃないですか。感慨深いですね。
だからこそ、「自分は英語が苦手で、留学なんて到底できない」と思っている方々に対して、固い決意の下、努力をすれば留学はできるんだよ、と強く言いたいですね。
結局「テストで点数が取れるのと現地に入ってみてコミュニケーションが取れるか」は全く別のものであり、SNSを見ていただければ点数が高くて留学した方々も、留学当初はコミュニケーションで苦労しているというのはよくある話だと思います。
だからこそ、いかに日本の外の世界に自身の身を置くことができるか、という点に集中していただければと思います。
現地で暮らし始めれば、自然とコミュニケーションは取れるようになるので、言語のハードルはそこまで気にしなくてよいと思います。
もちろん、慣れるまでの時間には個人差があると思いますが・・・(笑)
<入学式で、浴衣を着てスピーチをした後の一コマ>
私が理想とする学習環境を提供してくれるのが、サンダーバードだったからですね。
MBAの取得にあたって特に力を入れたかった分野が、ビジネスとデジタルトランスフォーメーションの最新トレンドを学ぶことができる環境でした。
その両方を学べるプログラムを提供しているMBAスクールを探した結果、ピッタリだったのがサンダーバードだったわけです。
ほかの大学院の試験も受けてはいたのですが、正直サンダーバードを知ってからは、もうそこ一筋って感じで、かなり運命的な出会いだったなと思います。
また、自分の心情としては「お世辞と言えないほど語学力であり、俗にいうTop of Applicantsではない」ことは自覚していましたので、ポジショニングとして”ほかのMBAスクールより誰も歩んだことのない道を切り開いていこう”という気概に溢れていたところもサンダーバードを選ぶ後押しになりました。
入学してすぐは、かなり忙しかったのを覚えています。
入った当初は、90分の授業を月から木まで毎日2コマを受けている状態でした。
朝の9時に学校に行って、午前と午後に90分の授業を2つずつ受ける。
それで家に帰ったら今度は予習復習……といった感じで、寝る時間もほとんどありませんでしたね。
特にコミュニケーションにもまだ自信がない状況であり、また、インド人の先生の英語を聞ことるのが難しくかなり苦労しましたが。
最初にこの苦しい時期を、乗り越えることができたというのは自分の中で自信になったと今でも覚えています。
ただ視点を変えてみると、これって僕だけじゃなくて、実はほかの生徒も同じ状態だったんです。
大変な時期を一丸となって乗り越えてもらう、という学校側の意図がカリキュラムに反映されていたのかなと、今となっては思います。
また、授業の予習・復習についてのコツみたいものが自分の中で固まっていくと、少しずつ余裕が持てるようになりました。
留学の中盤以降は、3時間弱の授業が1日に1つか2つある状況でした。
たとえば、授業が午後だけなら午前中に子どもをプリスクールへ送ってから予習をしつつ学校へ行って、授業後に子どもを迎えに行く、そんな過ごし方もできましたね。
Ramaswamy教授のグローバルストラテジーの講義ですね。
グローバル企業が、どのような地政学と戦略に基づいて事業を進めていくのかを学ぶ講義なんですが、ここでRamaswamy教授が生徒に熱く語ってくれた話があるんです。
「いついかなる状況でも『大多数がやることを、いかに効率よくやるか』か『誰もやらないことに挑戦するか』の選択があり、このどちらを選択していくかが、人生に大きく影響する」
このマインドを、サンダーバードに入ってすぐの講義で教えていただきました。
シンプルではありますが、とても印象深く心に残っており、紹介させていただきました。
「戦後からの経済復興においても、前者に力をおいてきた日本において、刷り込まれてきた潜在的な意識も含めて後者を意識して生きている方って案外少ないのではないか」と思います。
ビジネス主体の選択を行う時だけでなくて、人生におけるさまざまな選択においても該当することなので、大切にしていきたい考え方ですね。
その他、志望動機としてあったビジネスとデジタルトランスフォーメーションの掛け合わせということで、データアナリティクス・AI・イノーベーションなど関心を持っていた分野に関する授業も多く取ることができ、知的好奇心を満たすことができました。
あと印象に残っている活動としては、やっぱり”グローバル チャレンジ ラボ”は外せません。
留学先であるアメリカから、さらに別の国の企業にインターンに行くプログラムがある大学院って、なかなかないと思います。
私のインターン先はサウジアラビアだったのですが、3週間の滞在を含む1カ月強の間、アメリカ以外の商慣習や文化に関する価値観に触れられたことは、何ものにも代えがたい経験でした。
また、ビジネス分析やコミュニケーションの取り方など、学校で学んだことを実践していくことができる環境に身を置くことができ、学んだ内容への理解度が深まった期間でした。
そのときのメンバーとは今でも仲良くしていますし、現地でできた友人とも、ときどき連絡を取り合っているのです。
サッカーの国際大会で日本が勝つと、よく連絡をしてきてくれます。
最後に言えることとすれば、”グローバル チャレンジ ラボ”はカリキュラムとして見えている内容以上の価値があるのは、間違いないですね。
<クライアント企業のCEOとグループメンバーでの一コマ>
サンダーバードの校風は「Everything is welcome!!」という感じでした。
実際、30以上もの国と地域から生徒が集まってきているので、バックグラウンドも違えば考えも違って、まさに「人種のるつぼ」なわけですよね。
だからこそ、サンダーバードには何でも受け入れる雰囲気があるのだなと思います。
定期的にアジア・アフリカ・南米など、地域ごとにOwnerとなって盛り上げるReginal nightというイベントがあるのですが、毎度参加するたびに世界の広さを感じていました。
ビジネスだけでなく人生の楽しみ方についても、日本の常識が全てではないということを肌で感じることができたのはとても良い経験です。
校舎の屋上にあるパブに行けば、在校生も卒業生も関係なく交流がありますし、イベントのときには、友人が私の子どものケアをしてくれたこともありましたね。
まさに、誰しもが公平に、学校生活を満喫できる環境がある、と言えると思います。
あと、楽しむところは楽しんで、集中するところは集中する生徒が多かったのも、サンダーバード全体の特徴だったかなと思います。
もはや、アメリカの環境かと思いますが、真面目一辺倒が美徳となりがちな日本において、とても学ぶべきポイントだと思い、今でも、意識して日々を過ごしております。
卒業後、友人とやりとりをする中で「サンダーバードの多様性、受容性が懐かしい」という声をよく聞きます。
社会に戻ると、やはり理想と現実のギャップがあると思いますが、サンダーバードでは一人一人の特徴、バックグラウンドを活かしてのびのびと活躍ができる環境があるというのは何ものにも変え難い環境だったかな、としみじみ感じています。
<サウジアラビア人の親友と、伝統衣装を交換してのスタバでの一コマ>
日本では当たり前なことが、アメリカでも当たり前だとは思わないようにしていました。
先ほどの話にもあったように、とにかくいろいろな国籍の生徒がいるので、日本人の価値観だと考えられない出来事がたくさんありましたね。
たとえば、課題提出期限の前日の夜10時に打ち合わせる約束だったのに、突然「まだ、パーティに出ているから、深夜3時からにして。」と言われたり(笑)。
時間に対する考え方が、全然違うんです。
でも、こういうことって、グローバルな環境で働くなら絶対に経験するものだと思うんですよね。
自分の価値観をベースに相手に期待するんじゃなくて、相手を理解したうえで適切な対応を実践するのが、大切なんだと学べました。
グループ活動でのスケジュール管理の大切さを知ったのも言うまでもないですが(笑)。
また、全世界でのビジネス活動を学びの対象とするサンダーバードにおいて、様々な地域でのケーススタディを学ぶことがあるのですが、やはりその際に「地域によって、歴史的・政治的・人道的に、様々なことがあったことにより今がある」ということを痛感することが多々ありました。
だからこそ、日本人の視点だけでは世界で活躍するには足りないという思いが強く募り、より様々な方と会話を行うよう意識はしていました。
やっぱり、多種多様な人とコミュニケーションを取るスキルですね。
さまざまな価値観を持つメンバーとのグループワークは、いつも思い通りに進むとは限らないんです。
そうしたときに、感情的になってもうまくいくわけがなく、かといって全部許してしまうのも解決策にならない。
こうした時に、出身国の地政学・歴史・文化などをしっかりと理解した上でコミュニケーションに臨んでいたのは、とても良い思い出です。
もちろん個人差はあるので結局はケースバイケースになるのですが、多国籍の方々が存在する環境において、相手に合わせたコミュニケーションを取ることが本当に重要なのだと、肌で感じることができました。
この考えにたどり着いたきっかけの一つが、コミュニケーションの講義です。
講義を通して、その人の育ってきた国や地域によって物事に対する考え方はまったく変わる、という研究結果を学びました。
簡単な例で言えば「国内情勢が安定している国では不安に対する耐性が比較的弱い(ちゃんとしていたい)」というような言われてみれば納得なのですが、そうした視点を国や地域で捉えるという発想がなかった私としてはとても興味深いものでした。
この学びは今の仕事でも活きていますし、間違いなくこれからも活きていくんだろうなと思っています。
既に述べた通り、入学当初、慣れるまでにある程度の大変さは感じましたが、今振り返ってみると、学業の面で大変だと思ったことは、あまりありませんでした。
むしろ、楽しかった、という感情が一番当てはまります。
海外の大学は卒業が難しいと思われがちですが”やることをやっていれば当然評価される”ので、しっかりと取り組んでいれば問題ないのではないかと思います。
むしろ「卒業が目的というよりいかに学ぶべきことを習得できるか」ということなんだと思います。
関連するポイントとしては、日本との学習形態の違いに慣れるまでが少し時間が必要でしたね。
日本だと、授業で記憶した内容をテストでアウトプットして、それが評価につながりますよね?
対するアメリカは、ディスカッションでいろいろな意見をぶつけ合って、生徒の理解を深めていく学習形態なのです。
いわば、授業でしっかりと自身の意見を述べ、クラスのDiscussionに貢献する、ということに強くフォーカスされます。
もちろんサンダーバードの特性上、生徒の前提条件が様々なので話が噛み合わないこともあります。
それも一つの視点ということで、ある意味正しいことを言わないといけないという固定概念を取り払い自分の考えていることをLogicalに話し、それを踏まえて、授業が展開していくということを学ぶことができたのは素朴に楽しかったです。
そうした日本との教育の違いを体感することも、醍醐味の一つですよね。
どこの国、学校に行くにせよ、まず留学全般について英語力の問題もあると思いますが、それ以前に「自分の価値観が通用しない」「日本人がMajorityではない」状況に身を置き、「自分が住んでいた世界がいかに狭かったか」を感じることをComfortableに感じる必要が遅かれ早かれ出てくると思います。
この前置きを置いた上で、新しい環境でも前向きに挑戦していける人が留学やサンダーバードに向いているのだと思います。
とはいえ、私としてはサンダーバードあるいは留学そのものに向いている・向いていないは、留学においてあまり重要じゃないと考えています。
私は「英語ができない」「日本大好き!」と思う人でも、国外に関心があって何かしらのきっかけでアメリカに渡る決断さえできれば、きっとそれぞれにおいて変え難い時間を過ごすことができるはずだと考えています。
実際私も英語は苦手でしたし、「日本の生活が一番!」と信じている身でしたが、結果的になんとかなりましたから。
むしろ、内向的な面を変えるために留学するのも選択肢の一つなんじゃないかなと思います。
また少しポイントはずれますが、総じて日本人の真面目さ、優秀さを感じることも多かったです。
インド人の数学がすごい、ということはよく聞きますが「日本教育を通じた数学的基盤というものは非常にレベルが高い」とも感じました。
その他、個人・グループ問わず一定の条件下で成果を出していくということについて、日本人の優秀さはもっともっと評価されるべきという気持ちです。
他方、作り上げたアウトプット表現する際「英語やプレゼンテーション能力がボトルネックになり、損をするということは多くある」とも感じることがよくありました。
だからこそ、留学に向いているとか向いてないとかはひとまず置いておいて、留学に関心があればぜひ一歩踏み出して欲しいですね。
まず、学校の仲間や教授陣と交流がありましたね。
まずは、サンクスギビングやクリスマスなどイベントごとに持ち回りでホームパーティを開催し、友人同士で集まり親睦を深めることができたのはとても良い思い出です。
アットホームな環境で、ゆったりと楽しい時間を過ごす文化を大好きになりました。
その他の良い思い出として、教授が自宅に生徒たちを集めてホームパーティーを開催してくれました。
ものすごい豪邸でびっくりしましたが(笑)。
各々の国の伝統料理を持ち寄って親睦を深められたので、非常に楽しかったですね。
また、海外に親友と呼べる存在ができたのは何よりも変え難い経験ですね。
<ホームパーティの素晴らしさを感じている一コマ>
あとは、子どもの学校つながりで生まれた交流も多かったです。
留学中は、娘をアリゾナ州立大学に併設されたプリスクールに通わせていて、そこで会った保護者の方とは、学校後に子供達が遊ぶのを眺めながら談笑したり、休日に公園で一緒にランチすることもありました。
子供のおかげで、学校外でも地域に住む方々と交流を持てることができました。
現地の日本人とも、思っていたより交流できました。
サンダーバードには、私含めて2人しか日本人がいなかったのですが、Facebookに「アリゾナ日本人会」という集いがあって、そこの方々に非常にお世話になったんです。
アメリカに移住してすぐの頃に家具を安く譲ってもらったり、子ども同士で遊んでもらったりしました。
総じて、日本から飛び出して現地で住んでらっしゃる方々と話す中で、日本の日常では見聞きすることができない視点がたくさんあり、正直日本人との交流は期待していませんでしたが、今となってはすごく良い経験だったなと思います。
2022年4月に、サンダーバードの75周年記念祭が開催されたときに、世界中から大勢のアラムナイが集まりまして、その際に多くの方と交流させてもらいました。
このとき築けたネットワークのおかげで、アメリカの最新の就職状況や企業の情報を収集することができたのでとても助かりましたね。
サンダーバードの生徒だからというその一点で、あれよあれよと人を紹介してもらえて……1聞いたら100返してくださる方ばかりで、本当に助かりました。
入学予定があるだけでも援助してくれると思うので、興味があるならぜひコンタクトを取ってみてください。
<75周年記念祭において書道体験コーナーを実施した際の一コマ(大盛況でした!)>
すでに少しお話した通り、今のアマゾンでも留学時代の経験は活きていますね。
今の職場は、私と同じように転職してきている人が多くて、過去の経歴も多種多様です。
当然、自分の常識が通用しないケースも多々あります。
そんな環境でも、お互いの意見をうまくすり合わせて、より良い成果を生み出すことが求められるわけですよね。
そういった場面で、サンダーバードでの経験は間違いなく活きていると思います。
また、データ分析やマーケティングなど幅広く学ぶことができたからこそ、アマゾンのビジネスを考える中で色々な視点から課題や方向性を考えることができていると思います。
サンダーバードのCMC(Career Management Center)は、利用させてもらいました。
これはカルチャーショックだったんですが、留学する前から就職活動に向けた職務経歴書の作成支援からネットワーキングの仕方まで、いろいろなレクチャーがあったんです。
アメリカで就職するためのイロハを一から教えてくれたので、サポートは本当に手厚いですね。
どんな些細なことでも気軽に相談できますし、卒業後や就職後も支援してくれるので、非常に良い制度だと断言できます。
サンダーバードは「学校」というよりも「マイホーム」だなと感じていて、そこが魅力だと思っています。
もちろん学位は授与してもらったんですが、個人的には「学校」に通っていた意識があまりないんです。
なんというか、毎日、世界から集まった家族に会いにいく、という感覚です。
日々新たな発見をさせてくれる愛すべき場所、という方が正確かもしれません。
「サンダーバードに入ったからには皆ファミリーだ」と学部長がよくおっしゃる通り、私にとってサンダーバードは、アリゾナに戻ったときに帰る家だと感じています。
加えて、卒業して帰国してからも、国内国外問わずつながりがあって、自分はサンダーバードの一員なんだと実感できるのも、入って良かったと思えるところですね。
同級生が日本旅行に来るとなって、いろいろ相談してもらえるのも、とても嬉しい時間ですね。
余談ですが、卒業式の際、一緒に壇上に登り学位記をもらった娘は、サンダーバードに対する想いが強く、「大きくなったらサンダーバードに通う」なんて言ってくれていて、家族にとってもかけがえのない時間だったなあと思います。
<念願の子供との卒業式壇上に立てた時の一コマ>
現在は日本に戻っておりますが、次は、東南アジアか中東で動くビジネスに身を置き、そこで各国のステークホルダーを巻き込んだ大きなプロジェクトの推進やオペレーション管理で活躍したい、という想いを持っています。
既に述べましたが、海外に出たことで、やっぱり日本人の優秀さは際立っているなと実感しました。
英語に苦手意識をなくすことができれば、日本人はどこでも活躍できるんだと知ってもらうためにも、まずは私が日本の外に出て活躍しなくてはならないですよね(笑)。
関連して、将来取り組もうと思っているのが”子供向けの英語学校の設立”です。
自分の子供を見て思いますが、幼少期の言語学習の深さはとても興味深いです。
日本の「内」と「外」というハードルをできるだけ取り除くには、諸説あるのは理解していますが、小さい頃から英語に触れている必要があると、自分自身の体験を通して実感しました。
日本の優秀な人材を世界に羽ばたかせるためにも、英語に苦労しない環境整備にも何かしら貢献していきたい、とも思っています。
「アメリカや海外に興味がある、でも英語には自信がない。」と思っている方が、もし「サンダーバード」の文字に出会ったのあれば、もうその瞬間から目指して欲しいです。
この記事を読んでくださった方は、ぜひ、私でも、Tokyo Officeの小西愛さんに連絡をしてください!(笑)
「行けば絶対に後悔しませんし、最大限努力すれば必ず払った学費以上の価値が得られます。」
また、地政学的にも、半導体産業の勃興やアメリカやメキシコ文化の融合、セドナ・グランドキャニオンをはじめとした大自然がドライブ圏内といった、あらゆる面で「アメリカ」に触れたいなら、ぜひサンダーバードに来てください。自動運転タクシーもあります!
また、サンダーバードのあるアリゾナ州は、NYやLAなどの大都会に比べれば、治安も良くて物価も高くないので、子育てにもおすすめの場所です。
お子さんがいらっしゃる方も、安心してサンダーバードへ留学してもらえたらと思います。